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マイストーリー前編

目次

資金繰りとポスティングに追われる毎日

2002年10月15日。起業の準備もせず、貯金もなく、突然独立した私。

最初に手掛けたのは学習塾の仕事。政策金融公庫から何とかお金を借りたのはいいけれど、事務所代や看板代、備品を揃えたり、人を雇ったりすると一気にお金は無くなり、3ヵ月で資金が尽きる。

そこから資金集めに走り回りながら、朝9時から夜9時まで一軒一軒ポスティングをする毎日。



真っ暗なトンネルの中にいるようで、先が全く見えない。最悪のスタート。でも、引き返すわけにはいかない。これが私の起業家としてのスタートです。

ダメダメ起業家が猛勉強をはじめる

ごあいさつが遅くなりました。らしさ支援協会代表株式会社代表の平間正彦です。まずは二回にわけて自己紹介を兼ねながらマイストーリーをご紹介したいと思っています。今回の前編は独立~10年くらいまでのお話をします。

先にお話したように、独立をしたものの最悪のスタート。そのような状況でもがんばってくれたスタッフ、お客様、取引先、個人的に融資をしてくれたメンターなどの力を借りて、3年が経った頃には何とか私自身の役員報酬が出るくらいにはなってきました。

元々起業をするために勉強をしてきたわけではなかったので(起業のきっかけは身内の病気)、独立半年後くらいからは猛勉強をはじめました。



経営、マーケティング、セールス、ファイナンス、マネジメント、ブランディング、心理学、コミュニケーション、プロファイリング分析学など、講座やスクール、本やオーディオ(当時はカセット)で学びまくりました。

特に集中して学んだのは約3年間。そして学んだことを試したり、実行に移してきました。この3年間の学びと実践により、それまでは夜眠るのが怖くて眠れない日が続いていましたが、少しずつ眠れるようになってきました。

人生を変える先生との出会い

どうしてもわからないこと…

それは自分自身のことです。もっと具体的にお話すると、自分の性格や性質、何となく感じていたリズム(周期)、どのような人と一緒に仕事をすればお互い成果が出やすいのかなど、要は目に見えないことであり、何となく私自身の直感で行動してきたこと。これらを知りたいと思うようになりました。

ちょうどこのようなことを考えていたときに、日本一のメンタルセラピスト・成功請負人と言われている溝口耕児先生(以下、溝口先生)の存在を知りました。

ある方の紹介で溝口先生のことを知ったのですが、溝口先生の会見に申し込むまでに少し時間がかかりました。その理由は、会見料(アドバイス料)が高額だったから。1時間10万円(税別)。

当時の私はこの金額にビビッてためらっていたのです。それでも、今のモヤモヤ感、先行きが見えないイライラや不安を何とか払拭したいと思い、勇気を振り絞って溝口先生の会見に臨みました。

プロファイリング分析との出会い

プロファイリング分析=溝口先生との出会いになりました。会見がスタートして5分後、「平間さんの場合は、もっと自由に飛びまわったほうがいい」「小さくまとまらないでどんどんチャレンジしよう」「来年から新しいスタートには最適なタイミングだから、今年中に整理整頓をして心機一転スタートしよう」など、次から次に具体的なアドバイスをしてくれました。

どうしてはじめてあった自分のことをこんなに知っているのだろうか??溝口先生との出会い、会見、アドバイス、そして一生懸命話を聞いてくれるその姿……。ビックリしたと同時に、今後の自分の方向性が明確になった瞬間でした。やっと光が見えた!

もっとこの分析学や溝口先生が提唱している人間力、無限な工夫力を学びたいと思い、会見から半年後には溝口先生が学長を務めるメンタルセラピストスクールへの入校を決めて、学びはじめました。

少し話が飛びますが、あれから約16年が経ち、今でもプロファイリング分析は活用しています。現在では、溝口メンタルセラピストスクール心理コミュニケーション学の講師にも任命していただき、教える側の立場になっています。同時に、クライアントさんにもプロファイリング分析を通して、カウンセリングやアドバイスをさせていただいています。

三冊の本を出版し流れが変わる!

話を戻します。溝口先生との出会い、この頃から流れが変わってきました。今でも続けている「カウンセリング事業」をスタートしたのもこの時期です。

東京FM系列でベストセラー著者や本を紹介するラジオ番組のラジオパーソナリティに抜擢されたり、本を出版したり、講演で人前に出ることも多くなり、人前で話をすることが苦手だった私が、自信をもって人前に立つことができるようになったのもこの時期です。



ダメダメ起業家でどん底から這い上がり、ここまでくればもう怖いものはなし!自分自身もそう思っていたし、周りからも先生と呼ばれるようになってそれなりに評価もされるようになった。

このまま順調にいくと思っていたけれど、ここからまた大きな壁や試練がやってきたのです。マイストーリー後編に続く

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