らしさ実践会「シリーズ専門家から学ぼう!」活動報告
- テーマ~楽しいだけで世界一!の著者であり浄光寺副住職林映寿先生が語る~
「2021年の明るい未来予想図」 - 日時:2020年12月10日(木)20時30分~22時30分
- 開催場所:オンライン(ZOOM)
- 講師:林映寿先生
- MC:桜井鮎美
今回は長野県小布施市にある浄光寺副住職林映寿先生から楽しく学ばせていただきました。日本のお寺はコンビニエンスストア、郵便局よりも多くあり、「ライバルはコンビニ」と語る映寿先生の素敵で明るい笑顔は、受講生も一気にその世界に引き込まれていきました。
そんな映寿先生が立ち上げたのが「笑顔プロジェクト」。笑顔プロジェクトを立ち上げたきっかけは、2019年、甚大な台風被害を受けた長野県。その被災地を目の当たりにし、災害が「起こった後に何が必要なのか」を楽しみながら考え、備えることを目的としています。また、アジアで初となるスラックラインのワールドカップの開催と成功など、お寺の住職とは思えない行動力の裏側には何事にも「笑顔で楽しむ」という考えが成功への秘訣と知りました。
2020年は新型コロナの影響で大きく変化した私たちの生活。当り前が当り前で無くなった時代だからこそ、2021年は「忘れかけていたもの、大切にしなければいけないこと」に気づき「身体の中にある全細胞に【大丈夫】と言い聴かせ、皆で力を合わせていくことが大切」というメッセージを受講生に贈ってくださいました。
林映寿先生から学んだこと!
・お寺は身近な存在で人が集うところ
・脳は「楽しい」と感じた時にしか情報を吸収しない
・学びを高める秘訣は「楽しい空間」を作る
・細胞にポジティブな言葉を語りかける映寿マジック
・「こうなったらいいな」と言い続けることで道は開ける
・何かするときは周りを楽しく巻き込んでいく
・前例がないことは結果が全て答えとなる
・リモートになった今だからこそアナログが大切
・厳しい状況だからこそ全力で取り組んでいく
以上、2020年12月10日【らしさ実践会「シリーズ専門家から学ぼう!」活動報告】でした。
林映寿先生プロフィール
1976年(昭和51年)生まれ 1999年(平成11)大正大学人間学部仏教学科卒業
長野県小布施町 真言宗豊山派浄光寺副住職(浄光寺第34世)
仏教離れする現代において、いかに必要とされる寺院になれるかを課題にあげ数々の寺子屋活動を行う。書道ではなく筆で字を書く楽しさを伝える「筆遊び教室」、寺の裏山で快適で豪華なアウトドアを楽しむ「グランピング体験」どれも多くの人を引き寄せる五感体験となっている。
2013年から導入したスラックラインは、地域や行政を巻き込み3年連続全国大会開催の後、2017年9月にはアジアでは初となるワールドカップを開催。開催期間中人口1万人の小布施町に3万人が訪れる。浄光寺に通う地元の子供たちの中からは、既にプロライダーも誕生。2016年にはアメリカ・フランス・ドイツで開催された世界大会で世界チャンピオンに輝いた高校生も輩出。2019年9月、2回目となるスラックラインワールドカップを再び小布施町で開催予定。
2018年4月から2年間、真言宗豊山派全国仏教青年会の会長として、青年僧侶や寺院改革にも尽力。2019年10月に発生した台風19号被害以降、日本笑顔プロジェクトとして精力的に復興支援を行う。復旧や救助に必要な重機や四輪バギー等の免許取得やトレーニングができる、nuovo(ノーボー)プロジェクトもスタート。