らしさ実践会「シリーズ専門家から学ぼう！」活動報告
- テーマ：～元探偵であり現役弁理士が教える～
「アイデアやブランドをお金に変えるためのノウハウを学べる」セミナー - 日時：2021年5月11日（火）20時30分～22時30分
- 開催場所：オンライン（ZOOM）
- 講師：金森靖宏先生
- MC：桜井鮎美
今回の「らしさ実践会」シリーズ専門家から学ぼう！では、元探偵であり現役弁理士の金森靖宏先生から「知的財産」について学びました。「特許」や「商標」「著作権」はよく耳にする言葉ですが、「弁理士」という言葉はなかなか耳にする機会は多くありません。
金森先生は「弁理士」が何をする仕事なのか、そして特許や商標など私たちの身近にある「権利」について、分かりやすく教えてくれました。自分が何か商品を創ったとき、それをきちんと登録しておかなければ「後から創った人に権利を取られてしまう」可能性もあるのです。
苦心して考えたアイデアや商品をきちんと商標登録等をすることで、自分だけの権利が生まれます。そして、それは自分のオリジナルとなるのです。そのような登録に関する手助けをしてくれるのが「弁理士」ということを金森先生は分かりやすい事例と、今後に役立つ多くのことを教えてくれました。今回も非常に学びや気づきが多いオンラインセミナーでした。
金森靖宏先生から学んだこと
・アイデアと発明の4つの定義
・ものごとの課題を発見し、解決する方法が特許に繋がる
・知らなかった！特許申請は早いもの順だったとは？
・起業家が知っておくべき特許が持つ4つのチカラ
・ネーミングは専門用語よりイメージしやすい言葉から逆算しよう！
・知的財産戦略のカギはマーケットイン思考
・知らないと痛い目に遭う著作権侵害の危険性
・自分だけの権利だけではなく、他人の権利も尊重する
・無料で誰でも使える「特許情報プラットフォーム」活用法
以上、2021年5月11日【らしさ実践会「シリーズ専門家から学ぼう！」活動報告】でした。
金森靖宏先生プロフィール
K-FOREST知財事務所 代表弁理士
岐阜県生まれ。広島大学卒業後、「探偵業」として活躍する中で、「真実というのは自分で調べなければわからない」ということを実感する。その後、奥様のひと言で「弁理士」を目指す決心をする。この仕事を通して、まだ世に出ていない企業のアイデアにいち早く触れることができることや、特許に関して、お客様の大切な発明（アイデア）を丁寧に文章化していく作業は、弁理士でなければ体験できないなど、「こんな素敵な仕事があるなんてズルい！」と衝撃を受ける。
2019年千葉県柏市にて「K-FOREST知財事務所」を設立。地域に根差したフットワークの軽い弁理士として、 元探偵の経験を生かした「話しやすい」「相談しやすい」「頼りやすい」弁理士として、 皆様に懇意にしていただけるよう丁寧なサービスを心掛けている。
